Vol.21 ●発行日:2005年9月15日 ●発行:(株)サンワビジネス 環境委員会

Today bird, Tomorrow men
〜 今日鳥の身に起こっていることは、明日人間の身に起こる 〜

 「Today bird, Tomorrow men(トゥディ バード、トゥモロー メン)」という標語を耳にされたことはありますか…? これはアメリカの自然学者が20年以上前に語った言葉です。今日鳥の身に起こっていることは、明日人間の身に起こる、つまり「鳥が棲めないような今の環境ではいずれ人間も棲めなくなる」という意味です。
 この標語は本来、自然下において発せられた言葉だと思いますが、鳥を飼育しているうちに期せずして自分自身(周囲も含めてですが)で体現することが多くなってきたような気がします。
 セミプロのブリーダーをやっている知人のところでは、しっかり水洗いをして表面の農薬を落としたはずなのに、与えた小松菜やキャベツを食べたヒナ鳥たちが次々と死んでしまうということがありました。また、友人の家ではベランダに出しておいた小鳥が突然苦しみだして死んでしまいました。死因はベランダに面した道路で工事をしており、その際に使われていたコールタールを吸ったことのようです。そして、先日お話をうかがった獣医師は「最近ペットの鳥にガンが増えている。僕は水道水が原因ではないかと疑っている」とおっしゃっていました。実はわが家のインコも2羽、ガンで死んでいます。
 野菜や水、目の前の道路に、人間ならばとりあえず問題ないような量ではありますが、それでも十分に実感できる有毒物質が常に存在しているかもしれない…。
 最近はアスベスト問題が報道等で大きくとりあげられていますが、多くの人が亡くなって、どうしようもない位の痛い目に会わないと何も調査されず改善もされない現状が、とても恐ろしく感じる今日この頃です。この恐ろしく感じる思いはいったいどこに持っていけばいいのでしょうか…?     (S藤)

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